
| 報告書番号 | MA2013-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年12月18日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 瀬渡船誠豊丸乗揚 |
| 発生場所 | 鹿児島県薩摩川内市下甑島円埼付近 円埼灯台から真方位235°125m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 瀬渡船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年02月22日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか2人が乗り組み、釣り客24人を乗せ、鹿児島県いちき串木野市串木野港を出港し、途中の岩場で乗組員1人と釣り客6人を降ろした後、平成23年12月18日05時40分ごろ下甑島北端の円埼付近に到着した。 船長は、本船操舵室上方のフライングブリッジにある操縦席に腰を掛けて操縦に当たり、円埼付近の岩場に釣り客5人を降ろす予定で接近し、釣り客が準備を終えたという合図が乗組員から送られてくるのを待ったが、釣り客の荷物1個が見付からなかったので、岩場から離れて漂泊した。 船長は、釣り客を降ろす予定の岩場から離れた後も、荷物が見付からず、いっこうに合図が送られて来ないので、フライングブリッジから甲板を見下ろして自らも荷物探しを行っていたところ、乗組員から荷物があったとの報告を受け、再度、岩場に接近しようとして操縦席に座った直後、本船は、06時00分ごろ円埼付近の浅瀬(以下「本件浅瀬」という。)に乗り揚げた。 船長は、本船が傾いてきて転覆の危険を感じ、機関を使って離礁して沖出ししたものの、舵の損傷により航行できないので、機関を微速力前進にかけて円埼付近の海岸の波のないところに任意座礁させ、釣り客等を上陸させるとともに、ロープ等を用いて船固めを行った。 本船は、08時40分ごろ仲間の瀬渡船により引き降ろされ、下甑島鹿島港にえい航された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、円埼付近の岩場に釣り客を降ろす際、釣り客の荷物が見付からなくて漂泊中、船長が荷物探しを行っていたため、風や波に圧流されて本件浅瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。