JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-1
発生年月日 2012年02月05日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船福勢丸漁船英宝丸衝突
発生場所 長崎県平戸市宮ノ浦漁港北北西方沖  平戸市所在の宮ノ浦港西防波堤灯台から真方位345°1,450m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 漁船:漁船
総トン数 5~20t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年01月25日
概要  A船は、船長Aが1人で乗り組み、平成24年2月5日07時30分ごろ、宮ノ浦漁港を出港し、平戸島北部西岸沖の漁場へ向かった。
 船長Aは、操舵室の椅子に腰を掛けて手動で操船に当たり、西方に向いた港口を通過して北方に向けて右転する際、変針方向に他船を認めなかったので、他船はいないものと思い、変針後、船首甲板の構造物で船首方の見通しが悪い中、レーダーのレンジや海面反射を抑制する調整をしながら、約15ノットの速力で北進していたところ、A船は、07時40分ごろ船首部とB船の右舷後部とが衝突した。
 B船は、船長Bが1人で乗り組み、07時35分ごろ、宮ノ浦漁港北北西方沖に着き、船長Bが、周囲に他船を認めなかったので、スパンカーに赤旗を掲げて漂泊を開始し、船首が東方を向いた船首甲板において、船尾方を向いた姿勢で釣りの準備をしているとき、右舷方から間近に迫ったA船の機関音を聞き、慌てて右舷船首方の海に飛び込み、その直後、A船と衝突した。
 A船は、B船に乗り上げたので、後進をかけて両船を引き離し、その後、船長Bを救助したものの、プロペラが損傷して航行不能になったため、僚船に連絡を取って宮ノ浦漁港にえい航された。
 船長Aは、僚船に乗って本事故現場に向かい、沈みかけたB船の船首部にロープを取り、B船を宮ノ浦漁港へえい航を始めたが、えい航ロープが外れて沈没した。
原因  本事故は、宮ノ浦漁港北北西方沖において、A船が北進中、B船が漂泊中、船長A及び船長Bが、見張りを適切に行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。