
| 報告書番号 | MA2013-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年06月09日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 瀬渡船大勝丸衝突(防波堤) |
| 発生場所 | 大分県大分市大分港 大分港日吉原泊地東防波堤灯台から真方位135°440m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 瀬渡船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年01月25日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、大分港の大在公共ふ頭で釣り客11人を乗せ、最初の瀬渡し場所である大分港日吉原泊地東防波堤(以下「本件防波堤」という。)に向け、霧により視界が悪かったので、レーダー及びGPSプロッターを使用しながら、通常より減速した約8ノット(kn)の速力で手動操舵により東進した。 船長は、レーダーによる観測で本件防波堤までの距離が約50mになったとき、速力を約3.5knに減速し、その後、機関を中立として前進惰力で本件防波堤に接近した。 船長は、着岸直前に機関を数回後進にかけ、速力を調整しながら着岸するつもりであったが、操舵室右舷方の甲板にいた釣り客から窓越しに話しかけられたので、レーダー及びGPSプロッターから目を離して右舷方を向いて会話し、再び前方を向いたところ、本件防波堤が目前にあることに気付き、機関を後進にかけたが、平成24年6月9日05時30分ごろ、本船の船首が、本件防波堤に衝突した。 船長は、本件防波堤から離れて釣り客の状況を確認したところ、右舷船首の手すりにつかまって立っていた釣り客が転倒して打撲傷と擦過傷を、操舵室後方にある客室の入口付近に立っていた釣り客が打撲傷をそれぞれ負ったので、大在公共ふ頭に自力で帰航し、負傷した釣り客は救急車で病院に搬送された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、大分港内で本件防波堤に接近中、船長が見張りを行っていなかったため、本件防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:2人(釣り客) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。