JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-1
発生年月日 2012年01月07日
事故等種類 火災
事故等名 補給艦ときわ火災
発生場所 神奈川県横須賀市横須賀港第1区吉倉岸壁Y-3  横須賀港海上自衛隊吉倉南桟橋灯柱から真方位281°160m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 公用船
総トン数 その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年01月25日
概要  本艦は、艦長、副長、機関長及び機械長ほか116人が乗り組み、横須賀港第1区吉倉岸壁Y-3において停泊中、平成24年1月7日20時40分ごろ操縦室兼応急指揮所(以下「操縦室」という。)の応急監視制御盤の火災警報ランプが点灯して警報を発するとともに、モニターに2号補機火災が表示された。
 操縦室で当直していた機関科員Aは、機関科員Bに機械室で火災が発生したことを連呼しながら当直士官に報告するよう指示するとともに、自らは状況確認のため、火災警報発生場所付近に向かった。
 機関科員Aは、火災警報発生場所付近の2号補機の過給機周辺が大きく燃え上がっていること、及び2号補機排気管上部、交流発電機船尾側上部、計器盤下部などの火災を認め、持運び式炭酸ガス消火器で消火を試みたものの火勢が衰えなかったため、2号補機の直上のデッキに置かれている2号燃料重力タンクの燃料取出元弁を閉鎖しようと階段を上がったが、2号燃料重力タンク付近の貫通部から煙と炎が上がっており、燃料取出元弁を閉鎖することができなかった。
 また、機関科員Bから火災発生の報告を受けた当直士官は、在艦員による消火活動を開始するため、20時41分ごろ防火部署を発動した。
 本艦は、本艦の消防隊、本艦の右舷側に接舷していた僚艦の消防隊及び横須賀市消防局による消火活動の結果、23時10分ごろ出火場所付近及びその隣接区画の鎮火が確認された。
原因  本事故は、夜間、本艦が、横須賀港第1区吉倉岸壁Y-3において停泊中、2号補機の燃料配管系統から燃料が噴出して過給機の高温部に降りかかったため、出火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。