JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2013-1
発生年月日 2011年11月29日
事故等種類 火災
事故等名 漁船第五十一萬漁丸火災
発生場所 北海道島牧村千走漁港岸壁
管轄部署 函館事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2013年01月25日
概要  本船は、船長ほか2人が乗り組み、千走漁港魚市場前岸壁に左舷着けして漁獲物の荷揚げ作業をしたのち、氷詰め作業を行うために約10m船首側に移動し、船首甲板において乗組員及び手伝いの者により、夕方に出漁する準備のため、氷の積込み作業中、平成23年11月29日08時00分ごろ、船長が、岸壁の製氷施設にいた島牧漁業協同組合(以下「組合」という。)の氷担当者から、機関室の吸排気ファンから煙が出ている旨を知らされた。
 船長は、船首甲板から機関室の船尾側にある船員室へ行き、同室内にある機関室の戸を開けてのぞいたところ、機関室内が何も見えないほど煙が充満しており、火災と判断して船橋へ向かい、アイドリング運転中であった主機関と運転中であった機関室の吸排気ファンを停止した。
船長は、船橋の床にある機関室出入用の開口部等から、組合の職員等と共に船橋にあった消火器及び組合から運んだ消火器を機関室内に噴射し、初期消火を行ったが、火勢が衰えなかったので、組合の職員に消防署への通報を依頼した。
 本船は、08時49分ごろ到着した消防車両により放水による消火が開始され、10時15分ごろ鎮火した。
 本船は、機関室、船橋、船員室等の焼損が激しいため、廃船にされた。
原因  本事故は、本船が、千走漁港魚市場前岸壁に左舷着けし、船首甲板で氷の積込み作業中、機関室の右舷前壁付近から出火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。