
| 報告書番号 | MA2012-12 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年02月23日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | ケミカルタンカー十一八洲丸乗揚 |
| 発生場所 | 長崎県平戸市黒子島北東岸(平戸瀬戸) 平戸市所在の広瀬導流堤灯台から真方位209°730m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年12月21日 |
| 概要 | 本船は、船長及び二等航海士ほか2人が乗り組み、苛性ソーダ300立方メートルを積載し、二等航海士が単独で船橋当直に就き、船首約2.2m、船尾約3.8mの喫水で手動操舵により平戸瀬戸北口の広瀬北方沖を南西進した。 本船は、二等航海士が、広瀬導流堤灯台の南西方沖に浚渫工事区域を示す標識灯や浚渫船の灯火を認め、広瀬と浚渫工事区域の間の航行幅が分からなかったことから、浚渫工事区域の西側を航行しようと思い、広瀬西方沖から浚渫工事区域と平戸市平戸港東方沖の黒子島の間に向け、南西に流れる潮流に乗って約15ノット(kn)の対地速力で南南西進した。 本船は、浚渫工事区域の西側を航行中、二等航海士が黒子島に接近していることに気付いて危険を感じ、急いで機関を中立にして左舵を取ったが、平成24年2月23日01時00分ごろ黒子島北東岸の浅所に乗り揚げた。 本船は、二等航海士と乗揚の衝撃で昇橋した乗組員が共に海上保安庁等への連絡や船内の確認を行っているうちに自然離礁し、海上保安庁の指示で平戸島の川内湾へ自力航行した。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、平戸瀬戸の黒子島北東方沖を南西に流れる潮流に乗って南南西進中、二等航海士が、水道内の状況を把握していなかったものの、浚渫工事区域の西側を航行できるものと思い込み、目視のみに頼って操船していたため、黒子島北東岸の浅所に向けて航行することとなり、同浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。