
| 報告書番号 | MA2012-12 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年02月26日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 漁船鳴漁丸乗揚 |
| 発生場所 | 徳島県鳴門市撫養港 鳴門市所在の大磯埼灯台から真方位169°450m付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | 死亡:負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年12月21日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員が乗り組み、平成24年2月26日04時ごろ鳴門市粟津漁港を出港し、前日、撫養港内の2か所に仕掛けていた刺網を揚収した後、粟津港内の刺網設置場所に向かった。 船長は、操舵室の椅子に腰を掛けて手動操舵を行い、撫養港内の南北方向に設置された消波ブロック北端付近(以下「本件消波ブロック」という。)の東側(沖側)を本件消波ブロックに沿って約10ノットの速力で南南西進中、本船が、05時30分ごろ、本件消波ブロックに乗り揚げ、左舷側に傾斜して転覆した。 甲板員は、乗り揚げた衝撃で右舷方の海に投げ出された。 本船は、付近を航行中の僚船に、転覆した状態で発見され、僚船が、本件消波ブロックにつかまっていた甲板員を救助したものの、本船の周辺には船長が見当たらなかったので、所属漁業協同組合に連絡し、同組合が、07時00分ごろ海上保安庁へ118番通報を行った。 船長は、08時00分ごろ転覆した本船の操舵室内で発見されたが、死亡が確認され、溺死と検案された。また、甲板員は、救急車により病院に搬送され、顔面切創及び腰部打撲傷と診断された。 本船は、僚船にえい航され、08時30分ごろ粟津漁港に帰港した。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、撫養港を南南西進中、船長が本件消波ブロックに接近して航行したため、本件消波ブロックに乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(船長)、負傷:1人(甲板員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。