JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-12
発生年月日 2010年11月22日
事故等種類 乗揚
事故等名 漁船第八高砂丸乗揚
発生場所 福井県越前町白浜(城崎)漁港  越前町所在の越前白浜港第1防波堤灯台から真方位280°90m付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年12月21日
概要  本船は、船長ほか3人が乗り組み、平成22年11月21日05時00分ごろ、船首約0.8m、船尾約1.8mの喫水で白浜(城崎)漁港(以下「白浜漁港」という。)を出港して白浜漁港西方沖35海里(M)付近の漁場で操業を行い、天候が悪化するとの情報を得たので、同日22時30分ごろ、操業を打ち切り、帰途についた。
 船長は、単独で船橋当直に就き、23時00分ごろ、越前白浜港第1防波堤灯台(以下「白浜灯台」という。)から280°(真方位、以下同じ。)32M付近で針路を約100°に定め、約10.5ノットの対地速力で自動操舵により航行した。
 船長は、翌22日01時30分ごろ、いつもに比べて周囲に漁船が少なく、前方に気になる船も見当たらなかったので、椅子に腰を掛けたところ、操業中の疲れから眠気を感じるようになったが、間もなく入港準備で乗組員全員を起こすので、それまでは眠気を我慢できると思い、椅子に座った状態で当直を続け、居眠りに陥った。
 船長は、02時00分ごろ衝撃で目が覚めて白浜灯台から280°90m付近に乗り揚げたことをGPSで確認した。
 本船は、自力で離礁し、僚船にえい航されて白浜漁港に帰港した。
原因  本事故は、夜間、本船が、白浜漁港西方沖を自動操舵で東進中、単独で船橋当直中の船長が居眠りに陥ったため、白浜漁港の浅所に向けて航行し、同浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。