JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2012-11
発生年月日 2012年06月01日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 貨物船日章丸衝突(橋桁)
発生場所 熊本県上天草市満越ノ瀬戸  上天草市所在の天草大矢野橋橋梁灯(C1灯)付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年11月30日
概要  本船は、船長ほか3人が乗り組み、溶鉱炉かす約1,000tを積載し、船首約2.53m、船尾約3.53mの喫水で熊本県八代市八代港を出港して満越ノ瀬戸経由で兵庫県姫路市姫路港へ向かった。
 船長は、満越ノ瀬戸を通航するのは初めてであり、事前に財団法人日本水路協会発行のプレジャーボート・小型船用港湾案内で水路状況を調査したが、同案内に大矢野橋橋桁の海面上の高さが約14mと記載されていることに気付かず、橋桁自体に海面上の高さが表示されているであろうから、現地で確認すればよいと思っていた。
 船長は、大矢野橋橋桁の海面上の高さが確認できなかったが、他の船舶が満越ノ瀬戸に入るのを見て本船も通航できるものと思い、同瀬戸に入った。
 本船は、満越ノ瀬戸を約1~2ノット(kn)の対地速力で西進中、大矢野橋下に差し掛かったところ、平成24年6月1日14時55分ごろ後部マストが同橋の橋桁に衝突した。
原因  本事故は、本船が、満越ノ瀬戸を航行する際、船長が水路調査を適切に行っていなかったため、海面からの高さが本船の後部マストより低い大矢野橋の橋桁に後部マスト上部が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。