JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-11
発生年月日 2011年06月18日
事故等種類 乗揚
事故等名 旅客フェリーフェリーあけぼの乗揚
発生場所 鹿児島県和泊町和泊港防波堤(南)東端付近  和泊港導灯(前灯)から真方位120°780m付近
管轄部署 那覇事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年11月30日
概要  旅客フェリーフェリーあけぼのは、船長ほか27人が乗り組み、旅客152人を乗せ、和泊港に入航中、平成23年6月18日(土)11時49分ごろ和泊港防波堤(南)東端付近の消波ブロックに乗り揚げた。
 フェリーあけぼのは、左舷中央部の船底外板に破口を伴う凹損を生じ、フィンスタビライザ室に浸水したが、死傷者はいなかった。
 また、和泊港防波堤(南)東端付近の消波ブロックには、数箇所の破損が生じた。
原因  本事故は、本船が、和泊港に入航中、船長が、本件防波堤に向けて本船を圧流する潮流があることを知ったものの、旧岸壁の北西角に向首する本件防波堤寄りを通過する針路で航行したため、本件防波堤に向けて圧流され、本船の左舷中央部船底が本件防波堤東端付近の消波ブロックに乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
 船長が、旧岸壁の北西角に向首する本件防波堤寄りを通過する針路で航行したのは、風によって本船が本件防波堤から離されること、本件防波堤の内側では、しばしば本件防波堤の外側と反方向に流れる潮流があり、本件防波堤通過後に旧岸壁側に圧流されること、及び着岸操船時に後進をかけると船尾が右方へ偏向するので、当初に選定した針路と旧岸壁とがなす角度程度を保っておきたいと思ったことによるものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。