
| 報告書番号 | MA2012-11 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年08月01日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 旅客フェリー第拾八大福丸衝突(防波堤) |
| 発生場所 | 岡山県笠岡市北木島金風呂港東防波堤 金風呂港東防波堤灯台から真方位090°5m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年11月30日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか2人が乗り組み、車両3台及び乗客20人を載せ、笠岡市笠岡港伏越を出港し、金風呂港に向かった。 船長は、出港時は立って操船していたが、笠岡港の掘り下げ水路を過ぎた瀬溝付近において、視界が良好であり、周囲に漁船などを見掛けなかったので、操舵輪の手前に置いた折りたたみ式の椅子に腰を掛け、約8.5ノットの対地速力で針路を金風呂港東防波堤灯台付近に向け、手動操舵により南進した。 船長は、慣れた海域であり、前方に航行の支障となる船がいなかったことなどから安心し、笠岡市白石島北東部の仕切ノ鼻東沖付近で眠気を感じるようになったが、椅子に腰を掛けて腕組みをして操船を続け、白石島南東端に設置されていた定置網のブイを右舷側約10mに見て通過した。 本船は、平成23年8月1日14時58分ごろ船首部が金風呂港東防波堤(以下「本件防波堤」という。)の先端から約5~10m付近に衝突した。 船長は、衝突の衝撃を感じて目が覚め、機関を中立にし、乗組員に乗客の安全確認を行わせたところ、乗客3人が打撲していることを知った。 船長は、本船を金風呂港の岸壁に着岸させ、乗客と車両を降ろした後、15時17分ごろ海上保安庁に本事故の発生を通報した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、北木島北方沖を手動操舵で南進中、船長が居眠りに陥ったため、本件防波堤に向けて航行し、本件防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:3人(乗客) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。