JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-11
発生年月日 2012年08月29日
事故等種類 転覆
事故等名 漁船住吉丸転覆
発生場所 不明(浦港~由良瀬戸南方の間)
管轄部署 神戸事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年11月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成24年8月29日02時40分以前に浦港を出港し、底びき網漁の漁場に向かった。
 本船は、06時25分ごろ、兵庫県洲本市所在の生石鼻灯台から184°(真方位、以下同じ。)3,020m付近において、航行中の船舶により、船底を上にして転覆した状態で漂流しているところを発見され、付近に人影が認められなかった。
 本船を発見した船舶は、VHF無線電話により海上保安庁に通報した。
 海上保安庁は、08時30分ごろヘリコプターから機動救難士を降下させて本船の状況を調査したが、船長を発見することはできなかった。
 本船は、兵庫県淡路島南東岸に向けて圧流され、17時02分ごろ生石鼻灯台の西南西1,800m付近において沈没した。
 本船は、30日13時00分ごろ、クレーン船により引き揚げられ、淡路市津名港に運搬されて陸揚げされたが、船内から船長を発見することはできなかった。
 船長は、9月1日15時20分ごろ本船の解体作業中に機関室内の主機の前部にある空所(燃料油タンクの設置場所)から発見され、死因は溺死と検案された。
原因  本事故は、夜間、本船が、浦港を出港して由良瀬戸の南方まで航行中、風速10m/sを超える南風と波浪を受けたため、転覆したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。