JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-11
発生年月日 2011年08月08日
事故等種類 死傷等
事故等名 水上オートバイMACKYZ乗組員負傷
発生場所 茨城県東海村所在の久慈川河口  茨城県日立市所在の日立港南防波堤灯台から真方位254°1,200m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 水上オートバイ
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年11月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、久慈大橋の橋脚と久慈川河口の防波堤で囲まれた水域で遊走中、防波堤の外側に出ようと思い、河口に向かって航行した。
 船長は、河口の中央付近にサーファーが数人いたので、本船の右手にあった河口南側の防波堤(以下「本件防波堤」という。)に近寄り、波を左舷前方から受けながら航行していたところ、急に船体が浮上して同乗者が落水した。
 船長は、同乗者を救助しようと思い、旋回して同乗者に近づいていたとき、本船が後方からの波に持ち上げられて右に傾斜して転覆し、船長も落水した。
 船長は、本船まで泳いで戻り、船体を起こそうと試みていたところ、連続した波により、本件防波堤付近に設置された消波ブロックの間まで流され、平成23年8月8日12時00分ごろ波により消波ブロックに当たった。
 本船は、沈没し、船長は自力で消波ブロックからはい上がり、防波堤上にいた見物人に救急車を依頼して同乗者と共に病院に搬送され、船長は肋骨骨折と診断された。
原因  本事故は、本船が久慈川の河口付近で本件防波堤に接近して遊走中、同乗者が落水したので、船長が、同乗者を救助しようとして旋回しながら同乗者に接近していたところ、本船が後方からの波により右舷に傾斜して転覆したため、落水し、船体を起こそうと試みていた際、流されて消波ブロックの間に入り込み、波により消波ブロックに当たったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。