
| 報告書番号 | keibi2012-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年04月17日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 貨物船SEA STAR運航不能(電源喪失) |
| 発生場所 | 山口県下関市竹ノ子島南西方沖 北九州市所在の若松洞海湾口防波堤灯台から真方位082°1,650m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 1600~3000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年10月26日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか11人が乗り組み、平成24年4月16日10時00分ごろ阪神港を大韓民国浦項市浦項港に向けて出港した。 主機は、出入港時にA重油、航行中にC重油を使用し、発電機用原動機はA重油を使用しており、A重油サービスタンク出口管とC重油サービスタンク出口管を接続している配管には、接続する直前に弁(以下「切換え弁」という。)が設けられ、通常、一方が全開であれば他方は全閉にして使用していた。 機関長は、阪神港出港後間もなくC重油使用中の主機が停止したので、主機の燃焼状態を良くするため、C重油にA重油を混入しようとして切換え弁を半開状態とした。 機関長は、切換え弁は逆止弁であり、C重油がA重油側へ流れることはないと思い込んでいた。 本船は、関門航路を航行中、17日15時35分ごろ、竹ノ子島南西方沖において、運転中の1号発電機用原動機が停止して電源を喪失(ブラックアウト)し、直後に主機が停止したので、15時39分ごろ竹ノ子島東方沖に投錨した。 本船は、機関長が1号及び2号発電機用原動機並びに主機の始動を試みたが始動できないので、救援を依頼した。 本船は、来援したタグボートにえい航されて関門港西山区西山ふ頭に着岸した。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、竹ノ子島南西方沖を航行中、1号発電機用原動機が停止した際、1号及び2号発電機用原動機の再始動ができず、船内電源を喪失したため、主機が制御電源を喪失して運転できなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。