JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MI2012-10
発生年月日 2012年02月06日
事故等種類 座洲
事故等名 貨物船MOUNT AKABOSHI座洲
発生場所 福井県福井港福井区  福井県坂井市所在の福井北防波堤灯台から真方位278°300m付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年10月26日
概要  本船は、船長ほか16人(乗組員全員がフィリピン共和国籍)が乗り組み、アルミニウムインゴット約10,075tを積載し、中華人民共和国特別行政区香港から福井港沖へ到着したのち、福井南防波堤灯台の西方沖で入港時間調整のために錨泊していたが、船長が操船の指揮を執り、平成24年2月6日06時10分ごろ抜錨して乗組員を入港配置に就け、機関を極微速力前進にかけて約3.3ノットの対地速力で手動操舵により福井港北第3号岸壁に向かった。
 船長は、海図W1184(福井港)に記入していた約174°(真方位、以下同じ。)の予定針路線上を航行することにしていたところ、06時32分ごろ福井南防波堤灯台の東方約150mを通過して船首が約170°を向いたとき、左舷船首方1,000m付近にタンカーが錨泊していたほか、前路に数隻の釣り船(ミニボートなど)を視認したので、これらの船舶を避けようとして予定針路線よりも左方(東方)を向ける約165°の針路(対地針路、以下同じ。)で航行した。
 船長は、海図上に設定していた避険線に接近していることに気付かずに南南東進中、06時38分ごろ、福井北防波堤灯台から278°300m付近において、浅所に乗り揚げた。
 本船は、代理店に乗揚発生を通報し、同代理店が、07時55分ごろ海上保安庁に通報した。
 本船は、タグボートの支援により11時57分ごろ離礁し、福井港北第3号岸壁に着岸した。
 本船は、着岸後、船底の損傷状況を調査したところ、損傷はなかった。
原因  本インシデントは、本船が、福井港福井区の南防波堤東方を南南東進中、船長が、前路の小型船舶などを避けようとして予定針路線よりも東方を航行した際、船位を確認していなかったため、浅所に接近して航行し、同浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。