
| 報告書番号 | MA2012-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年10月18日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 漁船第5満生丸乗揚 |
| 発生場所 | 長崎県佐世保市佐世保港タタミバエの浅瀬 佐世保市所在の佐世保港弁天島灯台から真方位142°650m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年10月26日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、平成23年10月17日23時58分ごろ、長崎県西海市御床島北西方沖において、貨物船と衝突事故を起こし、その後、海上保安庁の指示で衝突した貨物船に先導されて佐世保港へ向かった。 船長は、佐世保港内の庵埼沖を約3~5ノットの速力で航行中、来援した巡視艇から佐世保港前畑岸壁に着岸するように指示を受け、佐世保港入港の経験がなかったことから、巡視艇に先導されながら同岸壁に向けて北進していたところ、佐世保市崎辺町西方沖で先導する巡視艇を見失い、海上保安庁へ電話連絡し、再度、巡視艇に先導されて前畑岸壁に向かった。 本船は、エイノ鼻西方沖を通過した頃、船長が、先導する巡視艇を再度見失ったが、再び海上保安庁へ連絡することを申し訳なく思い、GPSプロッターで海上保安部庁舎を北北東方に確認し、同方向に黄色い回転灯を点灯した船舶を視認したことから、それを巡視艇の回転灯と思い、右転して北北東進中、18日02時00分ごろタタミバエの浅瀬に乗り揚げた。 本船は、船長が、巡視艇乗組員へ連絡し、来援した巡視艇のゴムボートに救助され、明朝の満潮時を待って船長が手配した船舶により引き下ろされた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、佐世保港エイノ鼻西方沖を巡視艇に先導されて北進中、船長が、先導する巡視艇を見失った際、GPSプロッターを活用して船位の確認を行わなかったため、GPSプロッターで確認した海上保安庁庁舎のある北北東方に見えた回転灯を巡視艇の回転灯だと思い込み、右転してタタミバエの浅瀬に向かって航行し、同瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。