
| 報告書番号 | MA2012-9 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年05月19日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 漁船五十六明澄乗揚 |
| 発生場所 | 長崎県平戸市平戸島北西岸のハナグリ鼻 平戸市所在の肥前横島灯台から真方位204°1,900m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年09月28日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員が乗り組み、長崎県松浦市調川港で水揚げを終え、船首約1.0m、船尾約1.8mの喫水で同港から長崎県小値賀町小値賀島北西方沖の漁場へ向かい、甲板員が、出港操船を終えた船長から船橋当直を引き継ぎ、針路を平戸島北東岸の鍔埼北方約400mに向ける約277°(真方位、以下同じ。)に定め、平戸瀬戸北口沖を約9.3ノットの対地速力で手動操舵により航行した。 甲板員は、操舵室前部右舷寄りの舵輪の右後方で椅子に腰を掛け、舵輪を左手で持って操船を行い、平戸瀬戸北口を通過し、前方の白岳瀬戸に他船が見当たらなかったので、緊張感が薄れて眠気を感じるようになった。 甲板員は、鍔埼北方沖で平戸島北西岸のハナグリ鼻北方約200mに向くよう針路を約258°に転じて航行を続けた。 本船は、白岳瀬戸を西進中、甲板員が椅子に腰を掛けて船橋当直を続けていたところ居眠りに陥り、平成24年5月19日09時18分ごろハナグリ鼻付近の岩場に乗り揚げた。 本船は、乗り揚げたことに気付いた甲板員が乗揚の状況等を確認したのち、機関を後進にかけて自力で離礁し、船長が会社に事故の報告を行い、長崎県佐世保市の造船所に向かった。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、白岳瀬戸を手動操舵で西進中、単独で船橋当直中の甲板員が居眠りに陥ったため、平戸島北西岸のハナグリ鼻付近の岩場に向けて航行し、同岩場に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。