JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-6
発生年月日 2009年05月02日
事故等種類 死傷等
事故等名 水上オートバイクリーク号乗組員死傷
発生場所 不明(船長及び同乗者が落水した場所は、沖縄県石垣市平久保埼灯台から真方位017°1,100m付近(概位 北緯24°37.0′東経124°19.0′)であった。)
管轄部署 那覇事務所
人の死傷 死亡:負傷
船舶種類 水上オートバイ
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年06月25日
概要  本船は、船長が操縦席に座り、同乗者1人を後部座席に乗せ、他の水上オートバイ2隻とともに遊走中、先頭を航走していた水上オートバイ(以下「先行船」という。)が、平久保埼と大瀬離島との間にシュノーケリングを行っていると思われるボートを視認して、大瀬離島の北側に向かったことから、その後ろを続航した。
 先行船は、大瀬離島の北側のリーフの切れ目に差し掛かったとき、磯波を受けて転覆した。
 船長は、転覆した先行船を救助しようと、同船に近づいたが、平成21年5月2日(土)13時45分ごろ本船も磯波を受けて転覆し、船長及び同乗者が落水した。
 最後尾を航走していた水上オートバイの船長は、その様子を見て、野底にいる友人に携帯電話により救助を求め、14時19分ごろ事故現場に到着した友人2人が、海上保安庁に事故の通報を行った。
 船長は、波に揉まれ、仰向けになって浮いていたところ、最後尾の水上オートバイの船長が海中に飛び込み、同人を大瀬離島に引き上げ、人工呼吸と心臓マッサージを施した。同乗者は、自力で大瀬離島にはい上がった。
 船長及び同乗者は、病院へ搬送されたが、医師により、船長が溺死と検案され、同乗者が左頬骨骨折と診断された。
原因  本事故は、本船が、平久保埼北方沖を他の水上オートバイ2隻とともに遊走中、船長が、転覆した先行船を救助しようと、磯波の発生している海域に進入したため、磯波により転覆し、船長及び同乗者が落水したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:船長、負傷:同乗者
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。