JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MI2012-8
発生年月日 2011年12月19日
事故等種類 運航不能(航行設備故障)
事故等名 漁船一八春日丸運航不能(機関損傷)
発生場所 宮崎県日向市細島港東方沖  日向市所在の細島灯台から真方位079°13.6海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年08月31日
概要  本船は、船長及び機関長ほか6人が乗り組み、定期検査工事を行うため、平成23年12月19日07時00分ごろ宮崎県日南市目井津漁港を大分県臼杵市臼杵港に向けて出港し、細島港東方沖を航行中、12時20分ごろ、船長が、主機の運転音の異常に気付き、回転を下げたところ主機が停止した。
 機関長は、主機のクランク室内を点検したところ、4番及び5番シリンダのシリンダライナ外周下部から冷却清水がクランク室内に漏えいしているのを認め、また、ターニングを試みたが動かないので主機の運転を断念した。
 本船は、手配したタグボートにえい航されて臼杵港に入港した。
原因  本インシデントは、本船が、細島港東方沖を航行中、主機シリンダライナ下部のOリングが硬化し、水密機能が低下していたため、シリンダジャケット水がOリング装着部からクランク室内に漏えいして潤滑油に混入したので、同油の性状が劣化してクランク軸等が焼き付き、主機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。