
| 報告書番号 | MA2012-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年07月02日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船ちか丸潜水者死亡 |
| 発生場所 | 沖縄県読谷村都屋漁港北西方沖 都屋港第2沖防波堤南灯台から真方位300°1,240m付近 |
| 管轄部署 | 那覇事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年07月27日 |
| 概要 | 本船は、船長及び潜水者1人が乗り組み、都屋漁港を出港し、同漁港沖約1,240m付近の水深約10mの地点に錨泊したのち、エンジンを停止して潜水漁業の準備を行いながら簡単な打ち合わせを行って日が暮れるのを待った。 船長及び潜水者は、平成23年7月2日20時30分ごろフーカー潜水を同時に開始し、お互いが少し離れて水中銃による漁業を開始した。 船長は、22時00分ごろに船に戻り、船の上から水面を確認したところ、水中ライトが見えたので、潜水者がまだ漁業を続けていると思い、自分の道具を片付けていた。船長は、22時10分ごろ、終了時刻であることを知らせるため、送気ホースを少し引っ張って潜水者に合図を送ったが、潜水者から合図が返ってこないので、大きな獲物と遭遇したものと考え、船上から潜水者の動きを観察していたが、しばらく見守っても、潜水者の水中ライトが動く様子が見えないため、不安に思って今度は強めに送気ホースを引っ張って合図を送ったが、反応はなかった。 船長はトラブルが発生したと判断し、1人では救助は難しいので、漁業協同組合の担当者に連絡を取り、援助を求めた。 連絡を受けた担当者はすぐに船を出し、22時30分ごろ、現場に到着したのち、送気ホースをたどって潜水者の水中ライト付近に船を移動させ、ホースを手繰って潜水者を船上へ引き上げ、救急車を手配して都屋漁港に戻った。 船長も錨を揚げ、同港へ戻った。 潜水者は、搬送先の病院で死亡が確認され、溺死と検案された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、都屋漁港沖において錨泊し、本船から送気して潜水漁業中、潜水者が溺水したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(潜水者) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。