JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-6
発生年月日 2009年07月10日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船神漁丸漁船正福丸衝突
発生場所 山口県阿武町モドロ岬北西方沖 大平瀬灯台から真方位321°5.9海里
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 漁船:漁船
総トン数 5~20t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年06月25日
概要  A船は、船長Aと甲板員1人が乗り組み、法定灯火を点灯して、阿武町モドロ岬北西方沖の漁場に向け、真方位約312°の針路、約15ノットの対地速力で、自動操舵により航行中、操舵室左舷側のいすに寄りかかった姿勢で、単独で操船していた船長Aが居眠りに陥り、前路で漂泊中のB船に向けて同じ針路、速力で航行を続け、平成21年7月10日21時17分ごろ、A船の船首部とB船の左舷船首部が衝突した。
 B船は、船長Bが1人で乗り組み、衝突現場付近の漁場で機関を中立とし、船首からパラシュートアンカーを投下して、20時00分ごろ、集魚灯3個を点灯していか一本釣り漁を開始した。
 船長Bは、船首甲板右舷側で作業を行ったが、集魚灯を点灯しているから、接近する他船がB船に気付いて避けてくれると思い、左舷側を見ていなかったので、B船に向けて接近するA船に気付かなかった。
 B船は、船首を西方に向けて漂泊中、船長Bが衝突直前に左舷至近に接近したA船に気付いたが、何もできずにA船と衝突した。
 衝突後、船長Aは衝撃で目覚め、B船が船首部から沈みだしたので、船長Bを救助し、無線で僚船に連絡後、萩市萩港に向かった。
原因  本事故は、夜間、モドロ岬北西方沖において、A船が漁場に向けて北西進中、B船が漂泊中、船長Aが居眠りに陥ったため、B船に向けて航行し、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。