JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-7
発生年月日 2011年10月15日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 旅客フェリーおーしゃんさうす衝突(岸壁)
発生場所 京浜港東京第3区鉄鋼ふ頭住金岸壁1号  東京都江東区所在の東京木材投下泊地防波堤西灯台から真方位286°1,750m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 10000~30000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年07月27日
概要  本船は、船長ほか20人が乗り組み、旅客21人及び車両167台を乗せ、船首約5.60m、船尾約6.35mの喫水で京浜港東京第3区において、同区フェリーふ頭第2バース(以下「第2バース」という。)の南東方から左回頭しながら同バースに接近した。
 船長は、風により第2バースへの着岸が困難と判断した場合、左回頭で反転して本船を港外へ向けることができると考えていたが、本船の船首が西方を向いた頃、左舵一杯としてバウスラスターを左方にかけ、低速力とし、右舷着けしようとして第2バースに接近していたところ、左回頭ができずに本船が急速に北方へ圧流され、第2バース対岸の鉄鋼ふ頭住金岸壁1号(以下「本件岸壁」という。)に接触しそうになったので、主機を半速力前進にかけ、右舵一杯とした。
 本船は、本件岸壁との接触を回避できたものの、船長が、前進行きあしを止めようとして主機を半速力後進にかけたところ、平成23年10月15日05時35分ごろ右舷船尾部が本件岸壁に衝突した。
 本船は、左回頭で反転して港外に仮泊し、旅客の負傷及び船体の損傷状況を確認後、タグボートの支援を受けて第2バースに着岸した。
原因  本事故は、夜間、海上風警報が発表されている状況下、本船が、京浜港東京第3区の第2バースに南風を左舷正横付近から受けて着岸作業中、北方の第2バース対岸の本件岸壁に向けて圧流された際、船長が、主機を半速力前進にかけ、本件岸壁との接触を回避したのち、前進行きあしを止めようとし、主機を半速力後進にかけたところ、後進行きあしとなったことから、右舷船尾部が本件岸壁に衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。