JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2012-6
発生年月日 2011年09月01日
事故等種類 運航不能(航行設備故障)
事故等名 漁船第一平成丸運航不能(機関損傷)
発生場所 沖縄県北大東村沖大東島南東方沖
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 20~100t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年06月29日
概要  本船は、船長、機関長ほか7人が乗り組み、漁場に向けてフィリピン諸島東方沖を航行中、平成23年8月27日05時40分ごろ主機冷却水温度上昇警報が作動するとともに主機が停止した。
 機関長は、主機を点検して過給機排気入口囲いからの漏水を認め、同入口囲いの冷却水を止めて減速運転で帰航中、荒天のために8月31日18時00分ごろから漂泊を開始し、翌9月1日08時00分ごろ主機を始動したが運転できず、運航不能となった。
 本船は、引船にえい航され、9月9日07時00分ごろ鹿児島県鹿児島市鹿児島港に入港した。
原因  本インシデントは、本船が、フィリピン諸島東方沖を航行中、過給機の排気入口囲いに硫酸腐食による破口が生じて冷却水が漏れ、主機冷却水温度上昇警報が作動するとともに主機が停止し、冷却水を止めて減速運転で帰航中、荒天のために漂泊後、主機を始動した際、5番シリンダのピストンが、その上部に滞留していた冷却水を狭撃したため、5番連接棒が曲損したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。