
| 報告書番号 | MI2012-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年12月21日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 漁船第八長栄丸運航不能(機関損傷) |
| 発生場所 | 紀伊半島南方沖 和歌山県串本町所在の潮岬灯台から真方位166°130海里付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年06月29日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか3人が乗り組み、まぐろはえ縄漁の操業を行いながら和歌山県那智勝浦町勝浦港へ向け、紀伊半島南方沖を北進中、平成23年12月20日14時30分ごろ煙突から黒煙を発するとともに、主機の排気温度が上昇した。 本船は、現状を連絡した機関製造会社から減速するよう指示を受け、減速していたところ、翌21日06時50分ごろ当直甲板員が機関室からの異臭に気付いて船長及び機関長に報告した。 機関長は、操舵室床の機関室入口蓋を開けたところ、機関室内が真っ白で何も見えない状況であったため、機関室のファンを排気に切り替えて換気するとともに、主機を停止した。 本船は、主機の始動を試みたが2番シリンダの給気管接続部から潤滑油が噴き出すとともに、排気温度の上昇が認められたため、主機の運転を断念して海上保安庁に救助を要請した。 本船は、来援した巡視船にえい航されて勝浦港に入港した。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、潮岬灯台南南東方沖を勝浦港に向けて北進中、主機燃料弁の噴霧が不良となり、2番シリンダの排気温度が上昇して吸気弁及び排気弁が損傷したため、主機の運転が継続できなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。