JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-6
発生年月日 2011年06月20日
事故等種類 転覆
事故等名 漁船喜栄丸転覆
発生場所 不明(熊本県苓北町富岡漁港北西方沖~同漁港南西方沖の間)
管轄部署 長崎事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年06月29日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成23年6月19日20時00分ごろから富岡漁港北西方約4海里(M)において底引き網漁を行っていたが、20日02時30分ごろ、無線で約1M離れて操業中の僚船Aに「これから富岡漁港に帰る」旨を連絡した。
 僚船Aの船長は、02時45分ごろ時化のために操業を切り上げて富岡漁港へ帰航の途につき、03時00分ごろ本船から無線で「僚船A」という呼び掛けを受信したことから、無線及び携帯電話で本船を呼び出したが応答がなく、時化で本船の場所が分からないので帰航を続け、04時00分ごろ富岡漁港に入港して地元漁業者に本船との連絡が取れないことを知らせた。
 僚船Aの船長は、時化が収まってきたので、04時30分ごろ僚船Bに乗り、地元漁船と共に本船の捜索に向かい、05時55分ごろ苓北町所在の四季咲岬灯台から215°(真方位、以下同じ。)2.0M付近で転覆した本船を発見し、潜水士が船内を点検したが本船の船長が見当たらなかった。
 本船の船長は、09時45分ごろ、四季咲岬灯台から347°4.1M付近の海上で漂流しているところを捜索中の漁船によって発見され、揚収後、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
 船長の死因は、溺死と検案された。
原因  本事故は、夜間、本船が、富岡漁港北西方沖から同漁港に向けて帰航中、転覆したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。