JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-6
発生年月日 2011年04月19日
事故等種類 転覆
事故等名 漁船美貴丸転覆
発生場所 不明(長崎県対馬市豊漁港東方沖~対馬市所在の舌埼灯台から真方位 085°3,500m付近の間)
管轄部署 門司事務所
人の死傷 行方不明
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年06月29日
概要  本船は、船長及び甲板員が乗り組み、豊漁港北東方10km付近の漁場においてさわら釣り漁を行っていた。
 漁場には、10数隻の漁船がさわら釣り漁をしており、各漁船は、船の両舷から長さ約7~8mの竿を出して速力約5~6ノット(kn)で漁具を引いて操業していた。
 本船は、平成23年4月19日17時00分ごろ操業しているところを僚船Aに目撃され、18時00分ごろ海上が時化てきたので豊漁港に帰港する旨を僚船Aに連絡した。
 僚船Aは、18時30分ごろ、先に豊漁港に入港した仲間に無線で連絡したところ、本船が未だに入港していない旨の応答があり、港外でしばらく待機していたが、波高が約5~6mに達してすぐ近くの船も見えない状況だったので、19時00分ごろ豊漁港に入港した。
 本船は、帰港予定の19時ごろを過ぎても帰港しなかったので、19時30分ごろ僚船Bは海上保安庁に入港遅延船情報を連絡し、海上保安庁の巡視船艇、航空機及び地元漁船により捜索を行ったところ、翌20日05時30分ごろ、巡視艇が豊漁港東方7,000m付近で転覆している本船を発見したが、乗組員は行方不明となった。
 本船は、漁船にえい航され、対馬市比田勝漁港に陸揚げされた。
 船長及び甲板員は、行方不明となっていたが、後日、死亡認定により除籍された。
原因  本事故は、本船が、波浪注意報の発表されている状況下、豊漁港北東方沖の漁場から豊漁港へ帰航中、転覆したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 行方不明:2人(船長及び甲板員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。