
| 報告書番号 | MA2012-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年09月03日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 旅客船旗正丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 不明(広島県尾道市海老漁港~海老港西防波堤灯台南方の砂浜の間) |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年06月29日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、平成23年9月2日22時00分ごろ、暴風波浪警報が発表されている状況下、台風12号の接近に伴う被害を避けるため、いつも係留している桟橋を離れ、同桟橋から北西1.8kmにある海老漁港に向かった。 船長の家族は、自宅で本船の様子を気にしていたところ、翌3日01時00分ごろ、船長から「着いた。ここで避難して風が弱くなったら帰る」との電話を受けた。 家族は、これまで、船長が前日に避難したときなどには翌朝の03時~05時ごろ帰宅していたので、3日04時00分ごろ、船長の携帯電話に連絡をとったが応答はなかった。 本船は、家族が海上保安部に118番通報した直後の3日08時00分ごろ、灯りが点き、無人で機関が運転され、プロペラが回転した状態で海老港西防波堤灯台から172°(真方位、以下同じ。)1.1km付近の砂浜に乗り揚げているところを発見された。 行方不明となっていた船長は、海上保安部の巡視艇やヘリコプターが捜索していたところ、4日08時15分ごろ、海老港西防波堤灯台から175°5.7km付近の船体が発見された場所から南へ約4.5km離れた福山市横島大浜地区の通称ドルフィンビーチにおいて、漂着しているところを発見された。 船長の死因は、溺死であった。 なお、本船は、その後、地域の造船所で解体された。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、台風避難先の海老漁港を出港して航行中、船長が落水したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。