
| 報告書番号 | MA2012-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年07月21日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | ロールオン・ロールオフ貨物船フェニックス衝突(岸壁) |
| 発生場所 | 神奈川県横須賀市横須賀港第3区 横須賀港東北防波堤東灯台から真方位261°2,230m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 10000~30000t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年06月29日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか10人が乗り組み、横須賀港第3区の専用岸壁(以下「本件岸壁」という。)において荷役を行っていたが、台風が接近したため、荷役を中止して港外に錨泊し、台風通過後、荷役再開のために船首約6.0m、船尾約7.2mの喫水をもって本件岸壁に向けて入港した。 船長は、港外において20m/sの風を観測し、タグボート2隻を使用する予定であったが、陸上側の運航管理会社から、港内の風が8m/sとの情報を得たので、経費節減を考慮して1隻の使用とした。 本船は、タグボート1隻の引き索を左舷船尾にとり、出船右舷着けとするため、本件岸壁手前にて左回頭を行い、岸壁と平行な状態で後進中、左舷からの強風により圧流され、船首側が本件岸壁に接近したので、船首スラスターを使用したが姿勢の制御ができなかった。 本船は、船首側が本件岸壁のフェンダーに、続いて船尾側が本件岸壁のフェンダーに接したが、船尾側のフェンダーが支点となり、船尾が本件岸壁に接近し、平成23年7月21日12時21分ごろ本船の右舷船尾が本件岸壁と衝突した。 船長は、タグボートに強く引かせると船首と岸壁との接近を加速させると思い、強く引かせることをためらい、強く引かせなかった。 本船は、衝突後、予定した岸壁に着岸し、船長が本船の風速計を確認したところ、風速16m/sであった。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、横須賀港第3区の本件岸壁に着岸作業中、左舷からの風により船体が圧流されたため、右舷船尾が本件岸壁に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。