
| 報告書番号 | MA2012-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年09月02日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 貨物船海宝丸乗組員負傷 |
| 発生場所 | 愛知県名古屋港 名古屋港北信号所から真方位146°850m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 貨物船 |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年05月25日 |
| 概要 | 本船は、船長及び二等航海士ほか2人が乗り組み、空船で名古屋港昭和ふ頭西方沖で錨泊中、乗組員4人で船倉内の側壁の塗装作業を始めた。 乗組員は、船倉の高さが約6.71mあるため、倉底から長柄ローラーで右舷、左舷、船首の側壁を高さ約3mのところまで塗り終えたのち、 フォークリフトにパレットを取り付けて高さ約3mに持ち上げ、その上に乗った二等航海士ほか1人が側壁上部を塗り始めた。 船長は、フォークリフトを運転して右舷、左舷と塗り終え、さらに、船首側に移動して中央部にフォークリフトを横付けし、前進して右舷端まで塗り終えた。 船長は、乗組員に左舷側に移動すると声をかけてフォークリフトを少し後ろに下げ、徐行で前進しながら右にハンドルを大きく切ったところ、 フォークリフトが停止した。 船長は、アクセルを踏んで前進を始めたが、フォークリフトに少し動揺があり、平成23年9月2日11時15分ごろパレットの上でハンドレールのない前方にいた二等航海士が転落した。 船長は、救急車を要請し、錨を揚げ、名古屋港潮見ふ頭に着岸させた。 二等航海士は、病院へ搬送され、骨盤骨折、腰椎多発横突起骨折、肋骨骨折、外傷性血気胸及び脳挫傷と診断された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、名古屋港昭和ふ頭西方沖において錨泊し、船倉内でフォークリフトに取り付けたパレットを足場にして高所の塗装作業中、船長が右転中に停止したフォークリフトを前進させた際、フォークリフトが動揺したため、パレット上にいた二等航海士が転落したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(二等航海士) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。