
| 報告書番号 | MA2012-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年09月18日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 旅客フェリーおれんじぐれいす衝突(岸壁) |
| 発生場所 | 愛媛県松山市松山港第1区内港フェリー桟橋付近 松山港防波堤灯台から真方位141°250m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 500~1600t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年04月27日 |
| 概要 | 旅客フェリーおれんじぐれいすは、船長ほか5人が乗り組み、旅客24人を乗せ、車両14台を搭載し、松山港第1区内の内港フェリー桟橋の西側に着桟作業中、右舷側の主機の動力をプロペラ軸に伝達できなくなって前進惰力の制御ができず、平成22年9月18日(土)06時00分ごろ右舷船首部が可動橋先端部西側の岸壁に取り付けられた防衝板に衝突した。 おれんじぐれいすは、右舷船首部に凹損を生じたが、死傷者はいなかった。また、岸壁の防衝板等が損傷した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、松山港第1区の内港フェリー桟橋の西側で着桟作業中、船長が、ふだんどおり、前進惰力を制御しようとして右舷主機の操縦ハンドルを後進位置に操作したところ、右舷弾性軸継手用弾性体の全部が破断したため、右舷主機による前進惰力の制御ができず、右舷船首が岸壁に取り付けられていた防衝板に衝突したことにより発生したものと考えられる。 右舷弾性軸継手用弾性体の全部が破断したのは、材料の経年劣化によって発生した亀裂が進行していたところ、本船が7knで航行中に後進クラッチが嵌入された際、無負荷状態から急激なトルクが付加されることとなり、衝撃的なせん断力を受けたことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。