JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-4
発生年月日 2011年06月23日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 ケミカルタンカーCRANE GAIA衝突(桟橋)
発生場所 神奈川県川崎市 東燃ゼネラル石油株式会社川崎工場第44号桟橋  川崎市所在の川崎東扇島防波堤東灯台から真方位333°1.15海里
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年04月27日
概要  事故の経過 本船は、船長ほか18人が乗り組み、水先人がタグボート2隻を右舷船首及び船尾方に配置して水先し、京浜港川崎区の大師運河のMCターミナルに向けて約8.2ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ)で京浜港川崎区の京浜運河を東進中、京浜運河第四区において、川崎航路から大師運河に入航する貨物船(以下「横切り船」という。)と横切りの見合い関係になった。
 水先人は、横切り船を先航させようと思い、横切り船に対し、タグボートを介してVHFによりその旨を伝え、速力約7.9knで右舵一杯を取って横切り船の船尾に向首したのち、左舵一杯として大師運河に向かおうとしたが、左回頭することができない状況となった。
 水先人は、船首方の浮島側護岸との衝突を避けるため、本船の船首を船首左舷側に位置する浮島の掘割に入れて態勢を立て直そうと思い、船首方のタグボートに右舷船首を押させたが、タグボートによる回頭効果は得られなかった。
 船長は、衝突の危険を感じて後進一杯を指示した。
 本船は、左回頭が止まり、浮島側護岸に設置された桟橋(以下「本件桟橋」という。)に向首する状態となり、平成23年6月23日08時38分ごろ、速力約4.1knで船首部と本件桟橋とが衝突した。
 本船は、死傷者はなく、また、浸水及び油の流出もなかった。
原因   本事故は、本船が、京浜港川崎区の京浜運河第四区を大師運河内の岸壁に向けて航行中、水先人が、右舷方から接近する横切り船を先航させたのち、大師運河に向けて左回頭しようとしたところ、左回頭できなかったため、本件桟橋に向けて航行し、本件桟橋に衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。