JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2012-2
発生年月日 2011年04月05日
事故等種類 運航阻害
事故等名 油送船第二松山丸運航阻害
発生場所 山口県上関町長島東方沖  上関町所在の天田島灯台から真方位082°1.8海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 タンカー
総トン数 3000~5000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年02月24日
概要  本船は、平成23年4月5日17時25分ごろ、十分な量の冷却清水を保有して愛媛県今治市波止浜港を出港したのち、長島東方沖を航行中、22時04分ごろ1号主発電機原動機の冷却清水圧力が低下し、また、22時06分ごろ機関室ビルジの高液面の各警報装置が作動し、さらに、22時10分ごろ主機及び1号主発電機原動機の冷却清水温度が過度に上昇し、1号主発電機が停止して主電源を喪失した。
 本船は、主電源の喪失により主機が停止したが、速やかに主電源を復旧することができず、航行不能となった。
 本船は、セントラル冷却水系統の冷却清水量が著しく減少し、セントラル冷却水により冷却される主機並びに1号及び2号主発電機原動機の運転が不能な状況となった。
 本船は、外部からの援助を得てセントラル冷却水系統に冷却清水を補給し、航行を再開した。
原因  本インシデントは、夜間、本船が、長島東方沖を航行中、セントラル冷却水系統の冷却清水が減少したため、冷却清水の温度が上昇したことにより保護装置が作動して1号主発電機原動機が危急停止し、主電源を喪失したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。