
| 報告書番号 | keibi2012-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年01月01日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 巡視船かとり乗揚 |
| 発生場所 | 千葉県銚子市銚子港東防波堤北端 銚子港東防波堤川口灯台付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 公用船 |
| 総トン数 | 500~1600t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年02月24日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか25人が乗り組み、約12~13ノットの速力で手動操舵により、銚子港へ帰港するために銚子港東防波堤(以下「本件防波堤」という。)西方沖を南進していたところ、左舷船尾に高波を受けて傾斜し、右舷主機が突然停止したことから、左舷主機で港外へ向かうため、舵を左にとり回頭を始めたが、機関制御室内の椅子が移動して‘可変ピッチプロペラ(以下「CPP」という。)遠隔操縦装置の配電盤’(以下「本件配電盤」という。)に当たり、本件配電盤の電源が喪失し、CPPの制御が不能となり、操船が困難となった。 本船は、速力が減少して左回頭が止まって本件防波堤の北端を通過した頃、CPPの制御が可能となり、船長が、左舷CPPを前進とし、ほどなく右舷主機が復旧したので右舷CPPを前進としたところ、平成23年1月1日12時34分ごろ右舷プロペラ羽根が本件防波堤北端付近の海中の消波ブロックに接触した。 本船は、自力で航行し、船底の調査のために茨城県ひたちなか市常陸那珂港に入港した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、銚子港に帰港しようとして本件防波堤西方沖を南進中、右舷主機が停止した際、左回頭して港外へ向かおうとしたものの、CPP遠隔操縦装置の電源を喪失したため、CPPの制御ができなくなったが、本件防波堤の北端付近で右舷主機及びCPP制御が復旧したので、右舷CPPを前進としたところ、右舷プロペラ羽根が本件防波堤北端付近の海中の消波ブロックに接触したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。