
| 報告書番号 | MA2012-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年07月16日 |
| 事故等種類 | 火災 |
| 事故等名 | 遊漁船明石丸火災 |
| 発生場所 | 不明(兵庫県明石市明石港~明石港西外港西防波堤灯台から真方位298°2.5海里付近の間) |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 遊漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年02月24日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、釣り客9人を乗せ、平成23年7月16日05時40分ごろ明石港を出港したのち、主機の回転数を毎分約1,700として釣り場に向けて航行し、同時50分ごろ明石港西方沖の釣り場に着いて主機の回転数を毎分約500の中立運転として漂泊を始めた。 そのとき、船長は、機関室排気ファンから黒煙が多量に出ていることに気付き、機関室で火災が発生していることを認め、その後、主機が自然に停止した。 船長は、釣りの準備をしていた釣り客を船首甲板に避難させ、05時53分ごろ携帯電話で僚船に救助を要請した。 この頃、本船は、操舵室前面のガラス窓と壁の間から炎が噴出して操舵室全体に燃え広がり、船内での消火活動ができない状態となった。 船長は、05時56分ごろ到着した僚船に釣り客全員と共に移乗し、06時00分ごろ海上保安庁に通報した。 船長は、06時30分ごろ到着した船長の家族の船に移乗したのち、同船から本船に向けて放水し、消火に当たった。 本船は、その後に到着した巡視艇2隻からの放水も加わって鎮火されたのち、明石港にえい航された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が、明石港を出港後、機関室内の蓄電池から配電盤に至る電線の束が過熱して電線被覆材が劣化し、芯線が短絡したため、電線被覆材から出火した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。