
| 報告書番号 | MA2012-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年03月16日 |
| 事故等種類 | 衝突(単) |
| 事故等名 | 油タンカーうわかい衝突(防波堤) |
| 発生場所 | 三重県四日市市四日市港 四日市港東防波堤南灯台から真方位354°550m付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー |
| 総トン数 | 500~1600t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年02月24日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか8人が乗り組み、喫水が船首約1.5m、船尾約3.8mの空船で平成23年3月15日11時10分ごろ、四日市港内の東防波堤と午起航路の間に左舷錨を投下して錨鎖3節を繰り出し、発電機を停泊用発電機に切り替えて錨泊を始めた。 船長は、テレビの天気予報を観て夜間に北風が強くなることを予測し、航海当直にならって停泊当直員を配置することとして20時00分から船長ほか1人が当直に当たり、時々、昇橋して風力計を確認するとともに、GPSプロッターで走錨の有無を監視していたが、風速は15m/s以下であった。 船長は、23時55分ごろ、風速が15m/sを超すようになったら知らせることを指示し、航海士と当直を交替した。 航海士は、当直交替時、風速が約10m/sであったので降橋し、翌16日00時30分過ぎに昇橋したところ、GPSプロッターにより走錨していることに気付き、船長に報告した。 船長は、昇橋すると左舷後方に東防波堤が見えており、右舷側から風を受けて流される状況にあったので、全乗組員を起こして非常配置に就けた。 機関部職員は、主発電機の起動準備を始めるなど、機関用意にかかった。 本船は、主機が始動できない状態で流され、右舷錨を投下して船尾に防舷材を用意したが、00時42分ごろ左舷船尾端が東防波堤に衝突した。 衝突後、船長は、主機が使用可能となって現場を離れ、港外に移動したのち、関係者に連絡した。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が四日市港において錨泊中、強風予報への対応が適切でなかったため、強風により走錨して防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。