JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-2
発生年月日 2010年10月31日
事故等種類 沈没
事故等名 モーターボート葵沈没
発生場所 静岡県静岡市所在の清水灯台東方沖 清水灯台から真方位098°480m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年02月24日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、静岡市清水港袖師船だまりを出航し、約10ノット(kn)の速力で手動操舵により、静岡市三保埼南東方沖の釣り場に向かった。
 船長は、清水港三保防波堤北方沖を通過した頃から浮流物が多くなったので、速力を約2~3knに減速して浮流物を避けながら航行していたが、静岡市吹合岬東方沖付近を通過した頃から沿岸寄りに浮流物が少なくなり、速力を約4~5knに増速して南進中、清水灯台東方沖において、平成22年10月31日07時00分ごろ船尾船底部付近に衝撃を受けた。
 船長は、すぐに主機を停止してプロペラの点検を行った結果、異常はなかったが、船尾部が沈下し始めたことから、プロペラシャフト点検区画を確認したところ、同区画に浸水しているのを発見した。
 その後、本船は、右舷側に傾斜して転覆したのち、船尾部から沈没した。
 船長は、転覆する前に救命胴衣を着用して海に飛び込み、転覆した本船につかまっていたところを付近航行中の漁船に救助された。
原因  本事故は、本船が、清水灯台東方沖を南進中、海面下に浮遊していた障害物に接触して船尾船底部に破口又は亀裂が生じたため、浸水したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。