JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-4
発生年月日 2008年10月07日
事故等種類 衝突
事故等名 油送船WOO HYEON漁船大和丸衝突
発生場所 山口県下関市角島西方沖 角島灯台から真方位272°18.4海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 タンカー:漁船
総トン数 1600~3000t未満:5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年04月23日
概要  油送船WOO HYEON(ウー ヒョン)は、船長ほか12人が乗り組み、大韓民国ウルサン港を出港し、大分県大分港向け南東進中、漁船大和(やまと)丸は、船長ほか2人が乗り組み、山口県下関市角島西方沖でいか一本釣り操業中、平成20年10月7日22時47分28秒ごろ、両船が衝突した。
 大和丸は、乗組員2人が負傷し、船首部分が切断された。WOO HYEONは、右舷船首部に擦過傷を生じたが、死傷者はいなかった。
原因  本事故は、夜間、視界制限状態にある角島西方沖において、A船が南東進中、B船がパラアンカーを使用して漂泊しながら操業中、A船が、衝突約2分前にそれまで前方に視認していたB船を見失った際に、速力を減じず通過距離を広げようとして針路を変更したのみで航行したため、A船とB船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
 A船がB船を見失った際に、速力を減じず通過距離を広げようとして針路を変更したのみで航行したのは、航海士Aが、針路変更するだけでB船を通過できると判断したことによるものと考えられる。A船がB船を見失ったのは、航海士Aが、レーダーを適切に調整できなかったこと、及びレーダーの調整を行っている間、B船から目を離したことによる可能性があると考えられる。
死傷者数 負傷:甲板員2人
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。