
| 報告書番号 | MA2010-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年05月14日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船第一正福丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 不明(千葉県九十九里町片貝漁港北東方1,000m付近(概位 北緯35°32.8′東経140°28.2′)で甲板員Aが発見された。) |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年04月23日 |
| 概要 | 本船は、まき網船団の網船で、平成21年5月14日04時00分ごろ、船長及び甲板員Aほか14人が乗り組み、まき網漁の目的で、僚船5隻とともに千葉県飯岡漁港を出港し、同漁港南西方の片貝漁港南方10km付近の漁場に向かった。 本船は、06時00分ごろ漁場に到着し、操業を2回行ったのち、10時30分ごろ漁場を発進し、帰途についた。 漁場発進後、本船は、船長が操船と見張りにあたり、操舵手に手動操舵をとらせ、約10.5ノットの対地速力で北東進中、操舵室後方の網置き場の網の上で、甲板員Bを含む4人の乗組員(以下「作業者」という。)が2人1組となって互いに向き合って座り、前部と後部に分かれて網の補修作業を始めた。 甲板員Aは、その間、網の中央部に座って補修作業を見学したり、作業者の求めに応じて、操舵室甲板の左舷側に設けられた道具箱から補修用の網の切れ端を持ってきたりしていた。 11時30分ごろ補修作業が終わりに近づいたとき、作業者の1人が甲板員Aに余った網の切れ端を道具箱に戻すよう告げ、作業者全員が下を向いて残りの補修作業を終えたのち、操舵室甲板や食堂に行って休息した。 船長は、11時55分ごろ飯岡漁港に近づいたので、入港準備の合図を鳴らして乗組員を食堂に集合させたところ、甲板員Aが見当たらないとの報告を受け、船内を探したが見付からないので、僚船、所属漁業協同組合及び海上保安庁に連絡して捜索を要請するとともに、直ちに反転して捜索に当たった。 5月27日05時45分ごろ、片貝漁港北東方の海岸で甲板員Aが発見されて警察署に収容され、死因は溺死と検案された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が飯岡漁港南西方沖を航行中、甲板員Aが救命胴衣を着用せずに落水したため、発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:甲板員 |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。