JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-1
発生年月日 2011年07月16日
事故等種類 浸水
事故等名 漁船たか丸浸水
発生場所 長崎県長崎市伊王島西方沖  伊王島灯台から真方位199°800m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年01月27日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成23年7月16日03時30分ごろ長崎市長崎港旭町岸壁を伊王島西方沖に向けて出航し、05時00分ごろ伊王島西方沖に到着した。
 船長は、05時30分ごろ、約1~2ノットの対地速力で南進しながら、船尾甲板上ではえ縄の投下を開始し、06時05分ごろ投下を終え、船体中央付近の操縦席に戻って機関を中立にしたとき、計器警報盤の警報ランプが点灯しているのに気付き、06時10分ごろ、操縦席の床板を外して機関室内を見回したところ、主機上部付近まで浸水しており、直ちに機関を停止した。
 船長は、携帯電話で海上保安庁に救助を要請したが、06時30分ごろ本船が次第に沈下して危険を感じたので、救命胴衣を着用して海上に脱出し、06時45分ごろ付近を航行中のヨットに救助され、07時15分ごろ来援した巡視艇に移乗した。
 本船は、海面に船首部を残すだけとなり、沈没するおそれがあったので、要請した救助船によって浮体が数本取り付けられたのち、えい航されて長崎港小ケ倉柳ふ頭に着岸した。
原因  本事故は、本船が、伊王島西方沖で操業中、海水吸入弁が腐食により割損したため、機関室に浸水したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。