
| 報告書番号 | MA2012-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年09月03日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 押船ツーナスⅢバージツーナスⅡ漁船松芳丸衝突 |
| 発生場所 | 山口県長門市川尻岬東方沖 長門川尻岬灯台から真方位084°3,650m付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 引船・押船:非自航船:漁船 |
| 総トン数 | 100~200t未満:500~1600t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2012年01月27日 |
| 概要 | A船は、船長A、航海士Aほか4人が乗り組み、船首部を空倉のB船の船尾凹部に嵌合して一体型プッシャーバージ(以下「A船押船列」という。)を形成し、船首約1.8m、船尾約3.2mの喫水で山口県仙崎湾に向けて航行していた。 航海士Aは、単独で船橋当直に就き、川尻岬東方沖を約10.2ノット(kn)の速力で手動操舵により東進中、左舷船首方約0.7~1海里(M)付近のいか釣り漁船群の中から、A船押船列に接近するように航行するC船を3Mレンジとしたレーダーで探知した。 航海士Aは、C船を目視で確認しようとしたが、いか釣り漁船群の集魚灯に紛れて確認することができず、レーダーを1.5Mレンジに変更したもののC船の映像を判別できなかったので再び前方を見たところ、至近に迫ったC船を認め、右舵一杯及び機関停止としたが、平成22年9月3日21時03分ごろB船の左舷船尾部とC船の右舷中央部とが衝突した。 C船は、船長Cが1人で乗り組み、いか釣り漁を終えて長門市川尻漁港に向けて約9knの速力で手動操舵により南西進中、船長Cが、操舵室の椅子に座って前方を見ながら操船していたが、右舷船首方から接近するA船押船列に気付かずに航行を続けていたところ、至近に迫ったA船押船列を初認し、左舵を取り減速したが、両船が衝突した。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、川尻岬東方沖において、A船押船列が東進中、C船が南西進中、航海士Aが、C船をレーダーで探知したものの、漁船群の集魚灯に紛れてC船を視認することができず、また、船長Cが、適切な見張りを行っていなかったため、A船押船列のB船とC船とが衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。