JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-1
発生年月日 2011年02月04日
事故等種類 死傷等
事故等名 旅客フェリー第拾壱小浦丸乗組員死亡
発生場所 広島県尾道市尾道糸崎港向島北岸の小歌島桟橋  尾道市所在の尾道灯台から真方位037°150m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 旅客船
総トン数 100~200t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年01月27日
概要  本船は、向島の小歌島桟橋で平成23年2月4日07時00分発便の出港準備のため、06時20分ごろ機関長が機関室で主機を始動したのち、機関長は操舵室で舵テストを行っていたところ、操舵機用油圧の異常に気付いて機関室に向かった。
 機関長は、06時28分ごろ、機関室舷側の上部に設置された油圧機器駆動用中間軸(以下「シャフト」という。)の軸継手に着用していた防寒着のフードが巻き付いて両足がしっかり床に着き、膝を曲げて腰を落とした状態の船長を発見した。
 機関長は、主機からシャフトに動力を伝達するVベルト2本が焼き切れ、煙が漂い、シャフトが回転していないことに気付いて主機を停止し、救急車を手配するとともに、運航管理者に連絡した。
 船長は、病院へ搬送されたが、14日10時40分ごろ死亡し、蘇生後脳症と検案された。
原因  本事故は、本船が向島の小歌島桟橋で出港準備中、船長の防寒着のフードが回転していたシャフトの軸継手に巻き付いたため、発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。