JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-1
発生年月日 2010年07月19日
事故等種類 死傷等
事故等名 モーターボート丸千丸遊泳者死亡
発生場所 宮城県石巻市表浜港  石巻市所在の二鬼城埼灯台から真方位069°2.4海里付近
管轄部署 仙台事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年01月27日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、同乗者1人を乗せ、約30ノット(kn)の速力で表浜港を出航中、南防波堤及び北防波堤間の港口付近を泳いでいた遊泳者Aに気付かず、平成22年7月19日14時00分ごろ、同人と接触した。
 船長は、出航前及び出航中、南防波堤付近を見ていたが、同防波堤付近で遊泳していた遊泳者A及び遊泳者Bを認めておらず、船体に衝撃を感じたとき、何かに接触したと思った。
 遊泳者A及び遊泳者Bは、南防波堤側から北防波堤の北側に位置する島に渡るために港口付近を泳いでいた。
 遊泳者Aは、オレンジ色の半袖のTシャツ、青の半ズボン、水中メガネ、シュノーケル、足ヒレを、遊泳者Bは、灰色の半袖のTシャツ、青の半ズボン、水中メガネ、シュノーケルを着用していた。
 船長は、遊泳者Bが海中に沈んだ遊泳者Aを探すのを見ていたが、遊泳者Bは遊泳者Aを発見することができなかったことから、遊泳者Bを本船に乗船させて表浜港に戻った。
 岸壁で作業していた地元漁業協同組合の組合員は、遊泳者Bから遊泳者Aが本船と接触して海中に沈んだことを知らされ、地元漁業協同組合に連絡するとともに海上保安庁に通報した。
 遊泳者Aは、海上保安庁及び地元漁業協同組合の捜索によって本事故の発生場所付近の海底(水深約12m)で発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。
 遊泳者Aは、頚部、右肩部等の開放創による失血により死亡したと検案された。
原因  本事故は、本船が、表浜港の港口付近を約30knの速力で出航中、船長が、遊泳者Aに気付かなかったため、同人と接触したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(遊泳者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。