JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-11
発生年月日 2011年06月22日
事故等種類 乗揚
事故等名 漁船丸福丸乗揚
発生場所 長崎県平戸市生月(いきつき)島西岸  生月島所在の大碆鼻(おおばえはな)灯台から真方位195°2,500m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年11月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、平成23年6月22日15時45分ごろ生月島舘浦(たちうら)漁港を出港し、同島南岸沿いを同島西方のいか釣り漁の漁場に向けて手動操舵により約7ノットの対地速力で西進した。
 船長は、出港時から眠気を感じていたが、窓を閉め、椅子に腰を掛けて操船を続け、16時10分ごろ、生月島長瀬鼻西方約0.4海里において、同島西方の予定錨泊場所に向ける北北東の針路とし、自動操舵に切り替えて航行した。
 船長は、椅子に座った状態で見張りを行っていたところ、変針して間もなく居眠りに陥った。
 本船は、16時25分ごろ予定錨泊場所を通過して生月島西岸に向けて航行し、16時40分ごろ、大碆鼻灯台から真方位195°2,500m付近において、同島西岸の岩場に乗り揚げた。
 船長は、衝撃で目が覚め、自力離礁できなかったので、携帯電話で海上保安庁に118番通報して救助を要請し、来援した巡視艇に救助された。
本船は、翌23日14時ごろクレーン船に積載され、伊万里港の造船所に運搬された。
原因  本事故は、本船が、生月島長瀬鼻西方沖を自動操舵により北北東進中、船長が居眠りに陥ったため、予定錨泊場所を通過して生月島西岸に向けて航行し、同島西岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。