JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-10
発生年月日 2010年07月14日
事故等種類 爆発
事故等名 遊覧船アルクマール爆発
発生場所 長崎県佐世保市ハウステンボス内運河  佐世保市針尾港北防波堤灯台から真方位025°2.3海里付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年10月28日
概要  アルクマール(以下「本船」という。)は、平成22年7月6日11時ごろに遊覧を終えて以降ハウステンボス内運河の北桟橋に停泊中、船長が、12日14時00分ごろ、太陽電池から‘推進モーター(交流電動機)用の主電源として搭載していたリチウムイオンポリマー二次電池’(以下「本件電池」という。)全部に充電を開始し、16時00分ごろ、本件電池の容量がほぼ100%の電圧となったことを確認し、充電回路の配線用遮断器(NFB)を切って下船した。
 本船は、7月14日01時00分ごろ、本船係留場所近くの住人が爆発音を聞き、08時35分ごろ、付近を航行していた遊覧船の船長が、本船が破損していることを発見した。
 本事故当時、本船は無人で、推進モーター回路及び充電回路の各配線用遮断器は切られ、本件電池は充放電されていない状態であった。
原因  本事故は、夜間、本船が、ハウステンボス内運河の北桟橋に無人で係留中、本件電池のセルが過熱したため、生じた引火性ガスが甲板下に滞留し、引火性ガスが過熱した高温部で着火して爆発したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。