
| 報告書番号 | MA2011-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年03月15日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 油送船日菖丸モーターボート中山丸衝突 |
| 発生場所 | 岡山県倉敷市水島港外 水島港西1号防波堤灯台から真方位251°3.62海里(M)付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | タンカー:プレジャーボート |
| 総トン数 | 3000~5000t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年10月28日 |
| 概要 | A船は、船長、航海士A及び甲板員Aほか7人が乗り組み、水島港外において錨泊し、停泊灯を表示するとともに錨泊中を示す黒色球形形象物を掲げ、航海士A及び甲板員Aの2人が船橋当直に就き、レーダーを3Mレンジでオフセンターを使用し、船尾方が約1M映るように調整して監視に当たった。 航海士A及び甲板員Aは、レーダー画面で右舷船尾方1M付近にB船を認めたが、その航跡を見てA船の船尾方を無難に通過するものと判断し、その後、周辺を行き来する漁船の監視を行っていたところ、平成23年3月15日06時40分ごろ、B船の船首部がA船の船尾部にほぼ正船尾方から衝突した。 B船は、船長Bが1人で乗り組み、倉敷市高梁川(たかはしがわ)潮留堰(しおどめせき)の下流右岸の係留地を出航し、対地速力約23ノットとして手動操舵で南南西進中、倉敷市小杓(こしゃく)島を左舷正横に見る頃、船長Bが、前方を一見して支障となる船を認めなかったので、釣り場に着いてすぐに釣りを始められるように操舵室を離れてキャビンに入って新しく購入した釣り具の準備を始めた。 船長Bは、しばらくして大きな音と衝撃を受け、衝突に気付いた。 A船は、衝突後、船長Bの安否を確認するとともに海上保安庁に本事故発生を通報し、自力航行できなくなったB船の漂流防止のため、A船に係留した。 船長Bは、衝突後、海上保安庁に本事故発生を通報するとともに知人へ連絡し、B船は、駆けつけた知人の船にえい(・・)航されて倉敷市玉島港に入港した。 |
| 原因 | 本事故は、水島港外において、A船が錨泊中、B船が南南西進中、船長Bが、操舵室を離れて見張りを行っていなかったため、A船に接近していることに気付かず、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(中山丸船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。