
| 報告書番号 | MA2011-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年01月14日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 交通船せとひめ乗揚 |
| 発生場所 | 愛媛県上島町津波(つば)島南東岸 愛媛県今治市所在の六ツ瀬(むつせ)灯標から真方位039°3,280m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 旅客船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年10月28日 |
| 概要 | 交通船せとひめは、船長1人が乗り組み、同乗者1人を乗せ、津波島東方沖を南西進中、平成23年1月14日(金)03時56分ごろ同島南東岸に乗り揚げた。 せとひめは、船長が右頭部打撲、左肋骨骨折、外傷性腎梗塞などを負い、船首下部に破口を伴う凹損等を生じた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、津波島東方沖を今治港に向けて手動操舵により航行中、単独で操船中の船長が居眠りに陥ったため、針路が保持されなくなり、津波島南東岸に向けて航行し、同岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 船長が、居眠りに陥ったのは、ほぼ毎日航行している慣れた海域であったこと、海上が穏やかで視界も良かったこと、前方に他船がいなかったこと、針路を保つのみの単調な操船であったことにより緊張感が薄れたこと、また、概日リズムの睡眠期で あったことによる可能性があると考えられる。 船長が、窓を開けて外気に当たったり、缶コーヒーを飲むなどして居眠りを防止する行動をとらなかったことは、居眠りに陥ったことに関与した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。