
| 報告書番号 | MA2011-9 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2011年05月06日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 漁船富士丸漁船幸進丸衝突 |
| 発生場所 | 福岡県福岡市西区小呂(おろの)島南東方沖 小呂島港西2号防波堤灯台から真方位126°12.5km付近 |
| 管轄部署 | 門司事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船:漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満:5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年09月30日 |
| 概要 | A船は、船長Aほか1人が乗り組み、平成23年5月6日06時00分ごろ小呂島南東方沖の漁場に到着して僚船と共に鼓形形象物を掲げて2そうごち網漁の操業を始め、漁網を展張したのち、A船が右側の、僚船が左側の引き索にそれぞれ付き、針路約250°(真方位、以下同じ。)及び速力約2ノット(kn)でえい網した。 船長Aは、A船及び僚船に向けて接近して来るB船を視認し、レーダーでもB船を探知したが、B船がそのうち避けるか、知人の漁船が接近して来ているのではないかと思い、B船の動静を見守りながら操業を続けた。 船長Aは、B船が僚船の後方至近の引き索の上を通過したのち、A船に向けて接近するので、衝突の危険を感じて機関を後進にかけたが、06時20分ごろ、北緯33°47.8′東経130°08.6′付近において、A船の左舷船首部とB船の船首部とが衝突した。 B船は、船長Bが1人で乗り組み、福岡市玄界(げんかい)漁港を出港して小呂島北方6海里(M)付近の漁場に向かい、レーダーを0.5Mレンジで作動させ、針路約330°及び速力約12knで自動操舵により航行した。 船長Bは、操舵室で椅子に腰を掛けて見張りを行い、前方に他船を認めなかったので仕掛け作りを始め、見張りを行っていなかったことから、A船及び僚船に気付かずに北西進中、A船と衝突した。 船長Bは、衝撃を受けて衝突したことを知った。 A船及びB船は、自力航行して定係地に帰港した。 |
| 原因 | 本事故は、小呂島南東方沖において、A船が僚船と共に2そうごち網漁に従事して西南西方にえい網中、B船が北西進中、船長Bが見張りを行っていなかったため、A船及びB船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。