JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-9
発生年月日 2010年10月24日
事故等種類 死傷等
事故等名 ミニボート(船名なし)操縦者死亡
発生場所 三重県名張市  比奈知ダムのダム湖(ひなち湖)に架かる赤岩大橋南部の東方約250mの水面
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年09月30日
概要  本船は、操縦者1人が乗り組み、ひなち湖において、平成22年10月24日06時00分~30分ごろ赤岩大橋南部付近の岸から出航し、分画フェンス付近において、ブラックバス釣りを始めた。
 近くには本船と同じ岸から出航したほぼ同じ仕様のミニボート4隻がおり、それぞれ操縦者の顔見知りの釣り人が乗っていた。
 操縦者は、バッテリー駆動の電動船外機を船首に固定して折り畳み式肘掛け椅子を中央部に置き、座ったり立ったりして釣り竿を出しながら、時々、船外機の遠隔操作用ペタルを片足で操作して釣り場を移動していた。
 本船の操縦者を除く釣り人4人は、昼過ぎに船を車に積み込むなど帰宅準備を始めた。
 釣り人4人は、その後、本船の操縦者が釣りを止めて岸に向かって帰途についたことを認め、13時35分ごろ本船を見たところ、操縦者が落水するのを目撃し、直ちにミニボート1隻で2人が救助に向かい、現場に至ったが、操縦者が行方不明となった。
 本船は、下流の分画フェンスに止まっており、その後、岸までえい航された。
 たまたま通りかかった警察官が、釣り禁止区域に人がいるのを認め、本事故のことを知り、消防署に連絡した。
 警察署、消防署及びダム管理者により3日間にわたる捜索が行われたが、水中の透明度が低く、操縦者は発見されなかった。
 操縦者は、平成23年6月12日(日)07時00分ごろ発生場所付近で浮いている状態で発見されたが、溺水により死亡と検案された。
原因  本事故は、本船が、ひなち湖において岸に向かって航行中、操縦者が落水したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(操縦者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。