
| 報告書番号 | MA2011-9 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年06月04日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 漁船第85永寶丸プレジャーボート幸福丸衝突 |
| 発生場所 | 北海道奥尻町青苗港東方沖 青苗岬灯台から真方位088°2.3海里付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船:プレジャーボート |
| 総トン数 | 5~20t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年09月30日 |
| 概要 | 漁船第85永寶(えいほう)丸は、船長ほか1人が乗り組み、北海道奥尻島南岸沖を北北西進中、プレジャーボート幸福(こうふく)丸は、船長が友人1人を乗せ、同島南岸沖で漂泊中、平成22年6月4日(金)18時50分ごろ両船が衝突した。 幸福丸は、同乗者が軽傷を負い、船首先端部に亀裂等を生じた。 第85永寶丸は、左舷船首部外板に擦過傷を生じたが、死傷者はいなかった。 |
| 原因 | 本事故は、青苗港東方沖において、A船が発進して北北西進中、B船が釣りをしながら漂泊中、両船が適切な見張りを行っていなかったため、船長Aが船首方近距離のところにいるB船に気付かずに航行し、また、船長BがA船の接近に気付かずに釣りを続け、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 A船が適切な見張りを行っていなかったのは、船長Aが、本件マリンクラブが操業中の漁船から200m離れて釣りをするように決めていると聞いていたこと、発進する際にB船を視認できなかったこと、及びB船のレーダー映像を見落としていたか、又は同映像を表示させることができなかったことから、船首方の死角内にプレジャーボートはいないものと思い込んだことによる可能性があると考えられる。 B船が適切な見張りを行っていなかったのは、船長Bが、釣りに注意を向けていたことによる可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(幸福丸同乗者) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。