
| 報告書番号 | MA2010-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年03月14日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船第二惣盛丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 東シナ海 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年03月26日 |
| 概要 | 本船は、はえなわ漁業に従事する漁船で、船長ほか5人が乗り組み、平成21年3月11日11時00分ごろ長崎県三重式見(みえしきみ)港を出港して翌12日東シナ海において操業し、20時00分ごろ、操業を終え、船首錨索約500mを延出して錨泊した。 本船は、翌13日は低気圧通過のため休漁して錨泊を続け、翌14日操業を再開することとし、甲板員Aは、05時15分ごろ船首楼甲板において単独で揚錨作業を開始し、他の甲板員3人は船首甲板において操業準備を行い、もう1人の甲板員は居住区で休息していた。 操舵室にいた船長は、甲板員Aが船首楼甲板左舷側に設置されているウインドラス付近に立っているのを見たが、1~2分後、船体に揺れを感じて船首方を見ると、正船首の右舷10~20°からブルワークを越えて波が打ち込んでおり、甲板員Aの姿は見えなかった。 船長は、船首甲板にいた甲板員に、甲板員Aの様子を確認するよう指示し、甲板員Bが船首楼甲板に行くと、甲板員Aがウインドラスの近くに倒れていた。 船長は、05時35分ごろ漁業無線局に通報して救助を依頼し、甲板員Aは、救助要請を受けた自衛隊のヘリコプターにより鹿児島市に搬送されたが、その後死亡が確認され、死因は肋骨多発骨折による外傷性ショックと検案された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が東シナ海において揚錨中、甲板員Aが、船首楼甲板において単独で錨索の巻き揚げ状況を監視していた際、船首から打ち込んだ波により転倒したため発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:甲板員 |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。